研究業績

①著書

・渡辺克典・櫻井悟史・立命館大学生存学研究所編、2020,『知と実践のプリコラージュ――生存をめぐる研究の現場』晃洋書房.
   (担当箇所:第1部4章「
日本の介護保障のあゆみをとらえなおす――ローカルな歴史への探求」).


②論文(査読あり)
・2015a,「老人福祉法制定前後の在宅高齢者福祉政策に関する再検討――1950~1960年代前半の京都市を事例に」
   『Core Ethics』立命館大学先端総合学術研究科,11: 95-105.【PDF】

・2015b,「日本の訪問介護の歴史――京都市を中心に」
   (2014年度立命館大学大学院先端統合学術研究科博士予備論文)

・2015c,「戦後日本のホームヘルプにおける公的部門の歴史的位相」
   『日韓次世代学術フォーラム第12回国際学術大会Proceedings』日韓次世代学術フォーラム: 185-188.

・2016,「家庭奉仕員制度の歴史における『間隙』――1970年代の社会的位相に着目して」
   『立命館人間科学研究』立命館大学人間科学研究所,34: 19-33.【PDF】

・2017,「日本のホームヘルプにおける家庭奉仕員制度と家政婦制度の関係――両者の担い手の実態の動向と対象領域の変化を中心
    に」『社会福祉学』日本社会福祉学会,58(1): 1-12. 【PDF】

・2019,「後発地域の家庭奉仕員派遣事業の展開に関する検討――北海道札幌市を事例に」
   『立命館生存学研究』立命館大学生存学研究センタ―,2: 183-193.【PDF】

・2020,「米軍統治下沖縄メイド研究―職業の実態と社会的役割を中心に―」
   『日本オーラルヒストリー研究』日本オーラルヒストリー学会,16: 127-147.

・2021,「復帰前後沖縄の高齢者福祉政策――施設・在宅両処遇の動向を中心に」
   『社会福祉学』日本社会福祉学会,62(3): 32-44.【PDF】

・2022,「事業内ホームヘルプ制度の再検討―「委託方式」を中心に―」
   
『Core Ethics』立命館大学先端総合学術研究科,18: 75-86.【PDF】


③発表(査読あり)
・2014a,「在宅福祉政策の萌芽期に関する一研究――京都市遺族派遣婦事業から」
   
第12回福祉社会学会大会,東洋大学白山キャンパス,2014年6月.

・2014b,「日本における精神障害を対象としたホームヘルプ制度の歴史」(桐原尚之との共同研究)
   2014障害学国際セミナー,イルムセンター(大韓民国ソウル特別市),2014年11月.

・2015a,「国庫補助事業化前後の在宅高齢者福祉政策に関する考察――京都市を事例に」
   
第13回福祉社会学会大会,名古屋大学東山キャンパス,2015年6月.

・2015b,「戦後日本のホームヘルプにおける公的部門の歴史的位相」
   第12回日韓次世代学術フォーラム国際学術大会,高麗大学校(大韓民国ソウル特別市),2015年8月.

・2015c,「1970~80年代の家庭奉仕員制度に関する再検討――当時の社会背景に着目して」
   第63回日本社会福祉学会秋期学会,久留米大学御井キャンパス,2015年9月. 

・2017a,「後発地域の家庭奉仕員制度の展開に関する検討——北海道札幌市を事例に」
   第65回日本社会福祉学会秋期大会,首都大学東京南大沢キャンパス,2017年10月.

・2017b,「米軍統治下沖縄の高齢者福祉政策——家庭奉仕員制度を中心に」
   第90回日本社会学会大会,東京大学本郷キャンパス,2017年11月.

・2018a,「ホームヘルプにおける看護婦家政婦紹介所の歴史的展開――家庭奉仕員・ホームヘルパーとの関係から」
   第16回福祉社会学会大会,中京大学豊田キャンパス,2018年6月.

・2018b,「米軍統治下沖縄のメイドたち――家事労働者と軍労働者の狭間で」
   第91回日本社会学会,甲南大学岡本キャンパス,2018年9月.

・2021a,「家政婦によるホールヘルプ――大分市「在宅寝たきり老人看護家族激励事業」を中心に」
   
第19回福祉社会学会大会,オンライン開催,2021年6月.

・2021b,「家政婦紹介所によるホームヘルプに関する考察――東京都『家事援助者雇用費助成事業』を中心に」
   第94回日本社会学会大会,オンライン開催,2021年11月.


④発表(査読なし)
・2013,「労働実態調査から見る老人家庭奉仕員制度の展開(その1.賃金の動向)」
   第26回老い研究会、立命館大学、2013年6月.

・2015,「元気な高齢者への長期的なターミナルケア」
   第16回ホームヘルパーのつどいin京都2015,キャンパスプラザ京都,2015年11月.【招待】

・2018,「日本における在宅の『身の回りの世話』労働職の歴史的展開――社会福祉サービスと有料職業紹介事業を中心に」
   第110回SPSN(社会政策研究ネットワーク)研究会,津田塾大学千駄ヶ谷キャンパス,2018年12月.【招待】

・2019,「査読という対話をとおして論文が生まれるということ――歴史研究の立場から」
   関西社会福祉学会・日本社会福祉学会関西地域ブロック 第 44 回若手研究者・院生情報交換会,同志社大学今出川キャンパス,
   2019年1月【招待】


⑤その他(研究関係)
・2015a,「司会」,
   第12回日韓次世代学術フォーラム国際学術大会(社会・ジェンダー部会),高麗大学校(大韓民国ソウル特別市),2015年8月

・2015b,「司会・コメント」,
   第16回ホームヘルパーのつどいin京都2015(ターミナルケア分科会),キャンパスプラザ京都,2015年11月.
・2015c,「インタビュー」,「‘총중류’ 가고 ‘총활약’만 나부끼네(모래시계 중산층⑤ 1억 총중류 사회는 없다)」
   『한겨레21』1085(2015.11.4).

 (=「”総中流”になって”総活躍とばかり揺らいでいる”(特集「砂時計中産層」第5回『一億総中流社会はない』)」
   『ハンギョレ21』1085(2015年11月4日版).)【記事】

・2016,「金美淑『施設児童への対人関係の形成のための分かち合い教育プログラムの有効性の検証』への指定討論」
   第13回日韓次世代学術フォーラム国際学術大会(社会・ジェンダー部会),神奈川大学横浜キャンパス,2016年6月

・2016,「討論者」,ワークショップ 「トランス・ナショナルな高齢者介護――日本とASEANの事例から」,
   立命館大学衣笠キャンパス,2016年11月.

・2017,「日本の介護保障のあゆみをとらえなおす――ローカルな歴史への探求」
   『研究の現場』,立命館大学生存学研究センタ―Web Site (掲載日2017/3/1)【記事】

・ 2018,「国際福祉研究に取り組む 3 つの方法論 ——質問紙調査、インタビュー調査、フィールドワークを中心に」
    関西社会福祉学会・日本社会福祉学会関西地域ブロック 第 41 回若手研究者・院生情報交換会 報告,2018年1月20日【記事】


⑥社会貢献活動
・左京朝カフェ「つながる左京」グループ代表(2014.4~2015.3)

・一般社団法人和音ねっと「わおんカフェ」相談役(2015.11~2017.3)

・京都ヘルパー連絡会 世話人(2015.4~2018.7)【web site】

・第16回ホームヘルパーのつどいin京都2015実行委員

・第17回ホームヘルパーのつどいin京都2016実行委員

・社会福祉法人明芳会 小規模多機能運営推進委員(2019.4〜)

・熊本市高齢者生活支援センターささえりあ白川権利擁護部会 委員(2019.4〜)


⑦競争的獲得資金

・「日本における在宅高齢者生活支援体制の歴史研究」(代表:佐草智久)
  科学研究費補助金(特別研究員奨励費)研究課題番号:17J03401(2017年4月~2019年3月)

・「『メイド』から見る米軍統治下沖縄社会の再検討ー女性史の視点に立脚してー」(代表:佐草智久)
  科学研究費基金助成金(研究活動スタート支援)研究課題番号:19K23281(2019年10月〜2021年3月)

・「介護保険法・障害者総合支援法における私費利用の実態調査」(代表:中根成寿、研究分担者:佐草智久)
  科学研究費基金助成金(基盤研究C)研究課題番号:21K01977(2021年4月~2024年3月)


⑧賞罰
・立命館大学育英会奨学金(後期進学奨励)採用(2014.4~2015.3)

・立命館大学大学院博士後期課程研究奨励奨学金A採用(2015.4~2016.3)

・日本学術振興会特別研究員(DC2)採用(2017.4~2019.3)


© Saso Tomohisa 2015